インドネシア現地採用者のジャカルタ生活記

インドネシアのジャカルタに住んでいます。アジアで働いた方が幸せになれるのでは?という仮説の検証中です。もう日本で働くのしんどいっす。

日本人駐在員とインドネシア現地採用スタッフ(自分)との壁

はじめに

我が社においては同じ日本人と言っても、やはり日本の本社から派遣されてくる駐在員と、現地ローカル企業の一社員として現地採用される日本人とでは、微妙に、けど確実に意識の差がでる。

我が社の駐在員は本社が全て

我が社において駐在員は、日本の本社を見て仕事をする。日本のお偉方の指示や命令や評価、彼らにとって全てになる。なぜなら、彼らは一生インドネシアにいるつもりはないので。3年や(長くても)5年が経過したら本国に戻るからだ。

現地のマーケットを理解しているのはインドネシア人スタッフや、現地採用組であり、そしてそれらをマネージメントしている駐在員であるはず。まぁ、つまりインドネシア支社で働いている社員たち。

しかし、本社からこうだと指示を受けると、その指示を実行することに全力で、思考停止になってしまう。とても残念ながら、我が社の駐在員は本社の奴隷だ。先程から「我が社においては」と繰り返しているのは、全ての日本人駐在員がこうだというわけではないと知ってるから。

「それって、我々のお客様にとってどんなメリットがあるんでしたっけ」とやんわり聞いても、ロクな回答は返ってこない。「とりあえず頑張ろう!」的な。「いいからやれ」と言われないだけ、幾分かはマシ。

だから現地社員は適当にやる

そういう時は、とても簡単で、こちらも手を抜いて適当にやる。駐在員日本人からしても、日本本社からしても、命令が実行に移されているということが大事だったりする。プロセスの詳細は大して管理しない。そして、しばらくすれば指示したことも忘れる便利な生き物たちだ。

世の中の縮図を感じる。イケてない企業が一生イケてない理由もここにある。オペレーションが適当な企業はどこまでいっても勝てない。そして、それを勇気を持って進言しない自分も、やはりイケてないと感じる。

みな同じ仲間が大好き

日本人駐在員は、日本人同士でよくかたまってしゃべる。平日もよく一緒に飲みに行き、土日も基本はゴルフで一緒。同じ苦労を分かち合えるのが良いらしい。同席したことないけど、インドネシア人労働者の愚痴を言ってるのが目に浮かぶ。

何が楽しくて、同じような人とつるんでいるのかよく分からない。けど、分かる必要もない。彼らからしてみれば、分かってほしいとも思ってないだろうし。

そう、日本人駐在員も、日本人現地採用(自分)も、ほどほどに距離を置いてつき合うのがちょうどいい。お互い絶対理解できないから。我が社においては。

だから、今日も何事もないように笑顔で挨拶する。けど、こういう関係は長続きしないから、いつか自分は辞めるんだろなと思う。