インドネシアで転職と嫁探し

インドネシアのジャカルタに住んでいます。アジアで働いた方が幸せになれるのでは?という仮説の検証中です。もう日本で働くのしんどいっす。

ブラック企業を見抜くために学生時代にやれること

はじめに

ブラック企業に10年近く働いていた身としては、ブラック企業なんかに勤める意義なんかは1つも無いという気持ちでいっぱいです。自分はけっこう痛覚が麻痺していたのでうっかり10年も働いてしまいましたが、その間に先輩・同期・後輩が定期的に辞めていったのを覚えています。ブラック企業を学生の頃に見抜くのはなかなか難しいですが、それでも今だったらこんな視点で見るなということを書きました。

ブラック企業で働いていても1つもいいことない

日本にいた時は自分もバリバリブラック企業で働いていたので、正直ブラック企業の恐ろしさは身に染みて分かります。ブラック企業は、ブラック企業と言われるだけの十分な理由があります。徹頭徹尾ブラックな企業は強靱な精神力を持つ経営者と、DNAレベルで奴隷マインドなマネジャと、そしてまさに奴隷である平社員から構成されているので、もうどうやっても変えようがないんですよね。最終的に自分は転職(しかもインドネシア)したので、もし転職しなかったらブラック企業に潰されていたなと心底思います。

一度しかない貴重な人生において、ブラック企業に勤める意味はこれっぽっちもないと思います。できることならブラック企業で働くことは避けたい。自分もそうでした。けど、結局ブラック企業で働くことになってしまった。新卒社員はよく言われるように真っ白なキャンバスと同じです。それが当たり前だと教え込まれれば、素直に従うものです。よって、ブラック企業だと認識することもなく、数年間も労働を強いられていました。絶対王政時代の強制労働と同じですね、ブラック企業で働き続けるということは。あるいは、古代エジプトにおけるピラミッドの石を積む人と同じですね。生まれてから死ぬまでひたすら石を積み続けるみたいな(詳しくないので完全にイメージですが)。

ブラック企業を新卒の目で見抜くのは難しい

情報が限られる

一部上場企業を受けているのであれば、まだ情報は比較的多いと思います。オフィシャルで手に入る情報、各種掲示板、知り合いなどなど。自分は中小ベンチャー企業を中心に回っていたので、とにかく手に入る情報が少なかったです。「~を中心に回っていた」と書くと何だかかっこいいですが、要するに大手企業から内定がもらえなかったので、しぶしぶ回っていたのが実態です。
特に設立数年のベンチャー企業に就職するなんて、今から振り返ると博打みたいなもんだったなと思います。やっかいなのは、一見するとブラックだと分からない企業ですね。例えば、オフィスの中が薄暗く、社員が死んだ魚のような目で忙しそうに駆け回っているような会社であれば(笑)、「こりゃあかんぜ」とか分かるんですけどね。何かオフィス内装が今風のちょっとお洒落な内装で、社員が20代の社員が多くて活気があるように見えて、役職名を付けずに「さん」付けで呼んでいるようなIT系ベンチャー企業だともう本当に実態が分からないですね。そんな企業はさっさと転職するに限る。

情報の質が低い

純真無垢だった自分は、企業がオフィシャルに垂れ流す情報を鵜呑みとは言わないまでも、ある程度信じて就活をしていました。その際、最悪だったのがOBOG訪問ですね。まかり間違っても彼らは自分たちが所属する企業がブラック企業だとは言いません。それを言ってしまうと、ブーメランのように自分たちに跳ね返ってくる可能性があるからです。昇進や昇給に響きますし、社内の立場が悪くなる可能性がある。可能性があるなら避けたいと思うのが人間の性。
ネットで手に入る情報の大半が面接の内容や、採用ステップなどに関する情報が多かったのも、またブラック企業を見抜けなかった理由の1つですね。今だったら、学生が見る就職掲示板ではなく、「みんなの転職日記」や「2chの転職板」を見ます。玉石混淆なのはインターネットの常ですが、少なくとも面接で聞かれる内容を一生懸命収集しているよりは役に立つと思います。

判断力が低い

今は判断力が高いのかと言われると、「No」と自信を持って答えられますが、学生の頃は更に低かったので、「限られた」「質の低い」情報と判断力の低さの合わせ技で容易にブラック企業を選んでしまいました。何というか、そもそも情報を丁寧に収集して、それを分析して、更に情報を多角的に集めて意思決定をする、というのがどうにもこうにもできなかったんですね。いろいろ考えても、「結局分からない!」と思考停止になりました。

それでもブラック企業を見抜くために学生時代にやれること

転職掲示板をひたすら読む

みん就のような新卒向けの掲示板ではなく、転職会議のような中途向けの掲示板を見ることをおすすめします。前者よりも後者の方が、会社内の不平不満や愚痴について書かれている割合が多いので。全てを鵜呑みにすることなく、話半分に聞いておくくらいが温度感的には丁度良いと思います。

求人情報をよく読む

やたら社員の平均年収の高さを強調してきたり、実力主義を前面に押し出す会社は少し気を付けた方がいいかもしれないです。中小ベンチャー企業で、社員数が少ない企業においては、少数の社員の年収が高いだけで全体平均を簡単に押し上げることがあるためです。また、役員年収を含んでた平均か否かもポイントですね。

社長や社員のブログやSNSを読む

ポイントは特に写真ですかね。社内の雰囲気が分かる写真などをアップしていたら、欠かさずチェックしましょう。「これはあかんでしょ」みたいな飲み会の風景や、あるいはTwitterなどのツイートからブラック感が滲み出ている時があります。

入社1年目の社員に会わせてもらう

1年目の社員はまだマインドコントロールが浅いので、質問に対して脇が甘い回答をしてしまうことがあります。例えば、「平日はけっこう遅くまで働いていて、帰宅は24時過ぎとかですね(笑)」など。年次が上がっていくほど、経営陣に巧みにコントロールされた発言になっていくので、可能であれば入社1年目の社員数名の話を聞きましょう。

おわりに

「ブラック企業を見抜き方」みたいな話をしましたが、一番重要なのはブラック企業だと分かったら辞めることですね。さっさと。うっかり10年も働いてしまった自分が言うのも説得力に欠けますが、本当に無意味な時間だったなと振り返ると思います。世の中には数多くの企業があるのと、一昔前よりも転職に対するネガティブ感は確実に薄まっています。日本以外にもアジアでの転職も視野に入れて、是非前向きな人生を歩んで下さい。