インドネシアで転職と嫁探し

インドネシアのジャカルタに住んでいます。アジアで働いた方が幸せになれるのでは?という仮説の検証中です。もう日本で働くのしんどいっす。

インドネシアの従業員に期限とクオリティいう概念は希薄

はじめに

インドネシアで働いていて最初どうしても慣れなかったことの1つに、期限とクオリティの話があります。とにかく期限が全く守られない。期限を切っても平気で破ってくるし、何度注意しても一生直らない。クオリティもとにかくハードルがひくい。日本でそのクオリティで出したら即クレームみたいなクオリティでバンバン出してきます。散々文句ばかり書きましたが、言うてもインドネシア生活に慣れてしまうと、不思議と自分も気にならなくなるんですよね。確実に感覚が鈍っているからだと思われます。

期限はあってないようなもの

インドネシアにも期限という言葉はあるけれど、実際には崩壊している状況です。基本的に誰も期限通りに動こうとする人はいません。日本であれば、期限に間に合わせるのが大前提で、間に合わない場合は事前にホウレンソウをして調整するのがあるべきビジネスマンの姿だと思います。誰も期限を守らないというのは、平社員だけではなく、マネージャーレベルでも同じです。


期限を誰も守らないということは、仕事におけるプレッシャーの半分は無いも同然です(残りの半分はクオリティに対するプレッシャーですかね)。タスクの締め切りや納品に対して、焦らないという感覚はインドネシアに来て初めて体験しました。日本は逆に期限期限うるさいんですよね。まともに考えたら期限を守るとか当たり前なんですけど、インドネシアで働いてたら、そんなまともな思考回路は飛んでいきます。

クオリティもだいたい適当

一発OKは夢のまた夢

初回のアウトプットクオリティがとにかく低いんですよね。こっちの人は。凡ミスも多い。自分で一回ちゃんと見直してから提出した?と確認しても、「もちろん!」という言葉と笑顔で回答。実際にチェックしてみると、当然ながらミス発生。根本的に日本人とは相容れない感覚があると正直感じます。以前日本で働いていた際に、上司からは「100点満点中何点?」とよく聞かれました。当然ながら100点と自信を持って回答できないようであれば出直してこいとのメッセージです。


ただ、インドネシア人にこの質問をしても、自信をもって「100点」って返ってくるんですよね。それで、大体35点くらいのアウトプットレベルだったりするので、そういう意味で調整が難しいなと思います。でもまぁ、慣れてくるんですよね、恐ろしいことに。この感覚に。

走りながら改善していけばいいの精神

根本的に彼らの中にあるのは、「どうせ期限までに100%のクオリティで仕上げるのは無理。だったら一旦提出してしまい、何か指摘されたら直せばいいんじゃない?」精神があると思われます。かっこよく言うと、「走りながら改善する」になりますね。まぁ、実態は1mmもかっこよくないわけですが。。。

期限とクオリティから解放された従業員の特徴

不満をつらつらと書いてしまいましたが、この期限とクオリティから解放されたインドネシアの従業員は、日本の従業員には無い特徴を持つようになります。

社内に笑顔と優しさが溢れる

だいたいみんなおおらかなになりますね。自分自身を振り返ってみてもそうですが、日本で働いていた時は期限とクオリティに死ぬほど追われていました。もし、仮に、その時に期限もクオリティも適当だったらきっとふわーっとした感じになっていただろうなと思います。代わりに、自分自身の成長が犠牲になっていたと思いますが。まぁ、そんな感じでインドネシア人はいつも大体ニコニコしています。

ほとんどのことがどうでもよくなる

こう書くともう身も蓋もない表現ですが、やはりクオリティに妥協しないというのは重要ですね。ここをきっちりみんなが意識して指摘し合うことで、良い意味での緊張感が組織に漂います。なので、インドネシアでも良い組織を創ろうとしたら、ここは死守すべきだと思います。ここが崩れると、他も含めて全てがガラガラと音を立てて崩れていきます。「なーなー」な文化とでも言いましょうか。まぁ、適当になるんですよ、大体のことが(笑)。

成長意欲が削がれていく

1つ目の話で少し触れましたが、期限とクオリティを死守して働くことで人は大きく成長すると日本にいた際に学びました。ちなみに、ブラック企業における意味不明な期限等は除きます。期限とクオリティがあるから、人は創意工夫をして改善していこうとするんですよね。この創意工夫に対して先輩社員からフィードバックを受けて、更により良いモノを目指そうする。この正のスパイラルを経験しづらいので、いきなりインドネシア含むアジアで働くよりも、まずは日本で働いた方がいいかもしれないですね。

おわりに

自分は基本的に日本で働くよりもインドネシア含むアジアの国で働いた方が幸せになれると思っています。ただ、いきなりアジアの国でアジアンな働き方を学ぶよりも、まずは3年とか5年とか日本のまともな企業で働いた方が、長期的な視点で考えると良いとも考えています。守破離ではないですが、まずはビジネスのしっかりとした型を学べる可能性が高いと思っているので。